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表3 求人状況求人社数貿易事務・営業職78SE・プログラマー表4 進路状況修了者数貿易事務・営業職44SE・プログラマー表5 各年の港湾企業への就職率年 度平成19年平成20年平成21年平成22年平成23年就職率92.3%89.5%97.2%90.6%76.2%技能と技術 3/2012図1 求人企業の実際図2 採用形態別の採用者累計93%の学生が総合職,技術職に就いていることがわかる。 表2に示すように,卒業生の港湾企業への就職率は過去3年間減少していることがわかる。図1,図2より,継続して採用してくれる企業は58社あり,これらの企業の採用人員は583人で就職者数の69%に当たることがわかる。さらに,3年以内の新規求人企業も40社と全体の18%になっている。 これらは,リーマンショックの影響により港湾企業からの求人が激減したためである。リーマンショック以後,3K業種である港湾企業の荷役・監督業務や貿易・通関業務にも一般の四大生も受験するようになり,港湾短大横浜校の就職先も港湾から内陸の物流企業に変更せざるを得なくなったためである。そのため,この年以降,新たな就職先を開拓するために,企業訪問を積極的に行っている。さらに,企業との関係作りのために,JILS(日本ロジスティクスシステム協会)の講習会に積極的に参加したり,日通総研の講習会に参加して施設の知名度を上げる試みを行っている。 リーマンショック以後の厳しい経済状況のなかで,就職率95%以上を達成するために,以下に示す職 種総合職求人数733825396181技術職その他合計職 種総合職就職数253140244技術職その他合計-12-学生の就職指導を行っている。⑴ 就職支援アドバイザーによる全体の就職指導および個別就職指導⑵ 就職担当教員による全体の就職指導および就職支援アドバイザーとの連携による個別就職指導

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