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(1)共同研究、地域との連携壁耐力の共同研究技能と技術 3/2011(2)ものづくりの啓発高校生ものづくり体験実習(パソコン組立)−44−高校生ものづくり体験実習(測定) 当校の専門課程への入校者は年度によってバラツキがあるものの、8割近くは滋賀県内からの入校者です。平成4年の開校以来、卒業生は1,400名を超え、滋賀県内および近畿圏の産業界を中心に活躍し、高い評価を頂いています。 平成22年度においては、就職が74.3%、近畿職業能力開発大学校の応用課程などへの進学が25.7%となっています。また、就職についても8割程度が、県内企業に就職しており地域へ「ものづくり人材」を輩出しています。 本校においては、在職者訓練、事業内援助訓練、施設開放など事業主に対する支援業務なども行っていますが、以下の活動を紹介します。平成22年度には大学との共同研究で「小径間伐材を用いた面格子壁の耐力」を、企業とは「GPSセンサ信号を利用したロボット移動制御機能を具備したマイコンボードについて共同研究を行っています。また、地域連携として「おうみはちまん町屋再生のための空き町屋調査」研究を行っています。 本校の教育訓練の現状・水準及び成果物の展示・発表などをとおして地域、企業、学校生徒の方々にものづくりについて、理解を得ようとイベントなどを開催しています。 「ものづくり体験実習」(高校生)、「親子ものづくり体験教室」(小中学生)ではものづくりの面白さを体感し満足していただきました。日頃の授業では経験できない実習に真剣に取り組む高校生、お父さんやお母さんと伴に、のこぎり、はんだごて、やすりがけなどに取り組む小学生を随所に見かけることができました。また、本校の学生は、日頃の教わる立場から教える立場になって小学生などにアドバイスを行っている姿に頼もしさを垣間見ることもできました。4 当校学生の動向5 地域における活動

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