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(2)電子情報技術科アナログ回路実習組込みソフトウェア実習技能と技術 3/2011クルーレス・ソーラーボート大会(琵琶湖)−42−ソーラーカーレース大会(鈴鹿) わたしたちの身の周りでは急速にIT化が進んでおり、その中でも特に注目を集めているのが「ユビキタス」です。「人がいつでもどこでもコンピュータネットワークなどを利用できる状態」を意味しています。 電子情報技術科では、「ネットワーク技術」、「プログラム技術」、「エレクトロニクス技術」を三本柱とした教育訓練を行っています。特にユビキタスには必要不可欠な「マイクロコンピュータ」に関する実践的な授業が多いのが特徴で、マイコンのソフトウェア・ハードウェアの基礎から、自走ロボットの設計・製作、リアルタイムOSについて実習を通して詳しく学ぶことができます。将来、ユビキタス社会で活躍できる実践技術者の育成を目指しています。 カリキュラムとしては、主に「電気電子工学」、「電子回路技術」、「組込みソフトウェア(C言語)」、「マイクロコンピュータ工学」、「電子回路設計製作(CAD)」、「ネットワーク」、「総合制作」から構成され、基礎から応用まで幅広く習得することができます。 また、総合制作の取り組みでは、自然エネルギーの利用、制御システム系の開発を目的として、開校以来ソーラーカーレース大会に継続して参加しており、さらには、びわ湖クルーレス・ソーラーボート大会に参加するなど数々の入賞成果を収めています。

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