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図5 使用した小型ロボット図6 プログラム開発環境(Beauto Builder)技能と技術 3/20114-3 導入教育の実施表1 集中型導入教育実施内容(H23年度)−16−図7 統合開発環境HEW使用しており、1年生後半期の実習内容とも関連がある。4つのセンサ入力、2つのモータ出力を備え、パソコンとUSBインタフェースを介して簡単にプログラムの書き込みを行うことができる。 この教材は、図4のように専用のプログラム開発環境が提供されており、前進、後進などのアクションブロックを組み合わせてプログラムが作成できる。C言語などプログラム言語に関する知識が無くてもプログラムを作成し実行できるため普通高校出身の学生など初めて学ぶ学生を含む導入教育として最適である。 1年次後半には、図5に示す統合開発環境(HEW)を使用してプログラム開発を行っているが、プログラミング言語、マイコンのハードウェアに関する知識が必要であるため、受講者の習得度の差がある導入教育には不向きであると考えている。 導入教育は、表1に示す最初の1週間で集中的に行ったものと表2に示す電子情報基礎実習として実施した。 集中型導入教育では、1日目、入校生−在校生相互間、入校生教員間の相互理解を促進させるためマインドマップを活用した自己紹介を行った。マインドマップは約9割の学生が初めて体験するため、最初にマインドマップの活用方法を学び、在校生、入校生の順番で紹介を行った。

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