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図5 ソーラーカーレースへの参戦(2007.8)図7 オープンキャンパス(卒業研究の成果を紹介)技能と技術 2/2011図8 子ども向け「ものづくり教室」(学生が指導)−36−図6 学会での成果発表(2010.9)3.3 電子技術科 電子技術科では、エレクトロニクス分野のハードウェアとその制御に用いられるソフトウェアと融合した、プログラミング・シミュレーション・信号処理技術・電子回路設計技術等を学ぶことで、ハードラーカーレースやロボット競技会に参戦し、大きな成果を上げてきました。特にソーラーカーについては、全日本学生ソーラーカーチャンピオンシップ4年連続クラス優勝(1997〜2000)、ソーラーカーレース鈴鹿Enjoyクラス優勝(2006)、FIAオリンピアクラス初代優勝(2008)など輝かしい成績を収めてきました。その大会も昨年終了したため、現在は新たなEVカーレースに挑戦するため、車体開発に取り組んでいます。 制御技術科では、学生に「ものづくり」の真の面白さを味わってもらうため、外部の競技会への参加や学会等での成果発表に積極的にチャレンジしています。ウェアとソフトウェア双方の技術を持つ実践技術者の育成を目指しています。具体的には、以下のような内容を目標として掲げています。(1)コンピュータを活用した、ハードウェアとソフトウェアの技術を結合する基本的なシステム構築ができること。(2)各種センサ、半導体部品の特性を習得し、自動計測・制御に活用できること。(3)ソフトウェア技術を習得し、それをデータ処理・分析、ハードウェア制御に活用できること。(4)基板製作法、配線技術法等の電子回路を製作する工程を習得し、各種電子回路を設計・製作できること。(5)実験・実習・講義を通し、理論に裏付けられた実践力と豊かな創造力を養い、研究活動に参加できること。 これらを目指して講義、実験・実習に取り組んでいます。 また、校内の授業だけでなく地域の子ども向け

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