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9.その他8.高等教育コンソーシアム熊本への参加 企業在職者等に対する短期の人材育成。 企業在職者等に対する中長期にわたる人材育成。 ③と④については,費用有料,手続きは電話,メール等による連絡と申込書提出。 技術課題の解決に関する相談に対して援助(助言や紹介等)を与えることを通して行う企業在職者等に対する人材育成。 短大に設置してある設備や機器を研究および教育のために企業等へ開放すること。開放する設備や機器については別途定める。 ⑤と⑥については,費用無料,手続きは電話,メール等による連絡と申込書提出。 技術課題を共同で解決・研究することを通して行う企業在職者に対する中長期にわたる高度な人材育成。なお,実施に際しては審査が必要。費用:無料,手続き:電話,メール等による連絡,申込書提出,実施計画書提出,実施審査,承諾書送付,完了報告書提出。 高等教育コンソーシアム熊本は,熊本県内にある大学・高専が協力して,教育・研究の充実を図ることにより,地域の行政や産業界と連携しながら,地域社会の教育・文化の向上・発展に貢献し,あわせて熊本の教育環境の向上に寄与することを目的として平成18年度にスタートした。設立された組織である。 本校も平成19年に加盟が認められ,県下13の大学・高専と協力しながら活発な活動を行っている。 活動は,高等教育機関における教育・研究分野の充実を図り,地域高等教育力を向上させるための取り組み,高等教育機関における学生の自主的活動や,横断的な学生交流を支援し,活気ある学生の街42づくりへの取り組みや高等教育機関と行政・産業界・市民等との連携を促進し,地域のシンクタンクとしての取り組みを行うなどの5つの分野において,高大連携や高等教育の在り方等に取り組んでいる。 本校は,技術短大運営推進協議会を組織している。この協議会は,企業,教育,行政の有識者で構成され,技術短大の活動に対する外部評価に関する意見,および,将来に向けた提言をいただくためのものである。 今年度は企業側から7名,教育側から2名,行政側から1名の出席をいただき,本校の現況評価,および本校の今後の在り方について活発な協議を行った。この協議会での意見を短大運営に反映させながら本校の発展に努めている。 最後に本校同窓会を紹介する。開校以来1,076名の学生が卒業し,熊本県内の多くの企業で技術者として活躍しているところである。これまで,学園祭などの催事や入学卒業時の式典に参加してもらい,短大の支援組織として存在感を増してきたところである。昨年度,母校に貢献したいという申し出があり,セミコンテクノパーク内の絶好の場所に技術短大を象徴するようなデザインの校名看板の寄贈があった。未だ若い会員で組織する同窓会ではあるが,母校に貢献したいという熱い思いに感謝するとともに,同窓会組織の発展と,卒業生のこれからのさらなる活躍に期待したい。技能と技術③ 技術講習④ 技術研修⑤ 相談援助⑥ 設備開放⑦ 技術開発支援校名看板の贈呈式(平成21年度)

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