4/2010
29/40

*-iac)の演算回路部iacブレッドボード-⊿I<e⊿I<HHHON-⊿Ie<<e-⊿I⊿I<HHHLLL-⊿I<e⊿I<HHHON*-iac)の演算回路部 図6は,電流偏差( e =iacである。この回路では,2つのアナログ信号が入力される。1つは,前節の回路で生成される交流電流*であり,オペアンプで構成されるバッ指令値iacファ回路を介して減算回路に入力される。もう1つは,主回路の直交変換部の電流センサで検出される交流電流(瞬時値)の実測値iacであり,オペアンプで構成されるバッファ回路を介して,前述の減算*-iacの演回路に入力される。減算回路では e =iac算を行い,電流偏差 e を出力する。*-iac)の演算回路部*)を生成できる。iac⊿I⊿I+⊿IQ-HLQn−1LHHLHHONe0HLHSRQR4RLHLHSLLHH  図6 電流偏差( e=iac      図7 PWM信号(U)の生成回路(図3の③)4/2010(図3の②)  (ブレッドボード内の①から入力される)R0R5(ブレッドボード内の②から入力される)ブレッドボード(交流部の電流センサからブレッドボードに入力される)(ブレッドボード内の③へ出力される)R0R0R0R0R00R0R0(ブレッドボード内の④へ出力される)ONTL074×1+5V4.7kLM311×174LS279U+5V+5V4.7k-⊿Ie+2V+1V+2V+4V-1V-2V 図7は,PWM信号(U)の生成回路部である。インバータに用いるPWM生成法には,三角波変調方式とヒステリシスコンパレータ方式がある。ここでは,回路が簡単で電流制御の応答が速いヒステリシスコンパレータ方式を採用している。 図8にヒステリシスコンパレータの動作説明図を示す。また参考として,表1にSRフリップフロップの真理値表,図9にコンパレータ単体(LM311)の入力に対する出力の状態例を示す。図7の回路では,2つのコンパレータ(LM311)とSRフリップフロップ(74LS279)で構成されるヒステリシスコ*に対して,ンパレータを用い,実電流iacが指令値iac常に±⊿ I のバンド幅内に収まるように,主回路のPWM信号を発生させる。つまり図8において, e >+⊿ I なら,SRフリップフロップ(74LS279)の出力QはHレベルとなるので,このとき主回路のスイッチの状態はモード1(sw1およびsw4がオンし,v0=Vdc)となり,iacは増加する。逆に, e <-⊿ I なら,SRフリップフロップ(74LS279)の出力QはLレベルとなるので,このとき主回路のスイッチの状態はモード2(sw2およびsw3がオンし,v0=-Vdc)と(iac 3.3 電流偏差( e =iac+15VGND15V-15Vi*iac*3.4 PWM信号(U)の生成回路部+15VTL072×1e=iac*‐iacsw1, sw4sw2, sw3図8 ヒステリシスコンパレータの動作説明図表1 SRフリップ   フロップの   真理値表iac*,iaciace>⊿I 図9 コンパレータ単体      (LM311)の状態例iac*Timee>⊿I27

元のページ  ../index.html#29

このブックを見る