7.設備保全サービス科実施結果6.3 金属分野7.1 入所率・就職率写真3 溶接作業の様子207.2 カリキュラム表3 生産システム技術科のカリキュラムシステム一般電気工事電気系保全機械系保全補修工作実務企業実習フォローアップ 設備保全サービス科の仕上がり像は,保全の要素を多く含んでおり,なかでも溶接関連は製造業に就く際なくてはならない要素である。そこで,少しでも早く現場に馴染めるように,製造現場にて安全上必要な教育免許である「アーク溶接等の業務に係る特別教育」,「自由研削砥石の取替え等に係る特別教育」,「ガス溶接技能講習」の免許を取得できるようなカリキュラムを組んでいる。これらはあくまで安全教育,労働安全衛生法に基づくものであり,難易度は高くない。また,訓練生が採用面接の際,資格を持っているということをPRできれば自信につながると考えている。その他にも,溶接を主軸として就職を考えている訓練生には,JIS溶接技能者評価試験の検定受験も勧め,希望者には訓練時間外で補講を行うなどの対応をしている。 平成20年度の入所は5月と11月の2回であった。 5月は1期生ということもあり,15名の定員を満たし,就職率も約80%となった。11月の2期生は入所時期が他の訓練コースと近いこともあり11名の入所となり,就職率も徐々に悪化した景気の影響を受け70%にとどまった。 現在は3期生として平成21年6月入所生が受講している。今の不景気の中で,実習を受け入れていただける企業も減り苦労しているが,11月の修了に向けて今まで以上の就職支援を行っていかなければならないと感じている。 昨年度実施の訓練生および就職先企業に対してヒアリング調査を行ったが,その結果,電気分野ではCADを入れてほしいという意見が多く,計装に関しては訓練時間が短いことと現場ですぐに必要となる内容ではないというものがあった。機械分野では,油空圧を入れてほしいという意見があり,金属分野では現在の内容で良いという回答が多かった。 そこで,2年目を実施するに当たりカリキュラムの見直しを行い,内容を一部変更した。またコース名も,科の内容をよりイメージできるよう生産システム技術科へ変更した。電気回路電気測定電線接続法ケーブル配線金属管工事CAD有接点シーケンスPC制御電気空気圧制御図面の見方測定器の使用法機械保全安全衛生・生産管理工作基本自由研削といしアーク溶接TIG溶接ガス溶接約1ヵ月の企業内実習企業実習にて確認された知識・技能をより深めるための訓練ユニット技能と技術
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