6.受講生フォローアップアンケート・習得度測定⑶・習得度測定結果写真6 マイコン制御システム構築実習装置5/2009図2 マイコン制御システム構築実習ブロック図 「リアルタイムOSによるシステム構築作業」 リアルタイムOSとしてμITRONを利用し,ターゲットは訓練で使用してきたH8マイコンを使用する。製作課題は自由としている。各自,仕様書をしっかり作ってもらい,各自,最終日に口頭発表も実施している。 受講生による訓練課題確認シートの自己チェックによると,すべての作業項目について,90%以上の受講生が「できた」との回答が得られた。 前半3ヵ月終了,後半3ヵ月終了時,各仕上がり像の最後に実施している。 また,個別面談等を通して得られた声も踏まえ,次にまとめた。か理屈や仕組みが覚えられない。・学科部分を理解するのに時間が足りない。・中学や高校の数学などを思い出すのに時間がかかる。・専門用語に対して,適当な参考書が欲しい。・プログラムを学ぶために受講したが,前半の回路の製作やハードウェア部分に興味を持った。・ハードウェアは動きがすぐわかり,楽しかった。・アセンブラ言語でのマイコン制御は難しく感じたが,コンピュータの仕組みが深く理解でき,基本情報処理技術者試験の午前問題の勉強に役だった。た。増やしてほしい。・リアルタイムOSでのプログラミングがなかなか(仕上がり像1)・実習部分は指示されればついていけるが,なかな(仕上がり像2)・C言語基本プログラミングの時間が足りなかっ15温度センサ回路RESETDIP−SW下位2bit(オプション)H8/3048Fポート3ポート2ポート5LCD(温度表示)LED(モータ回転方向表示:オプション)モータ駆動回路
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