4/2009
9/44

必要とする者へ必要なノウハウを全構成員に最低限の知識を幹部職参事副参事主事管理職監督督職異文化共育言語共育昇進研修人材ロローテーション副主事1級~3級一般社員実務共育役員講話技術共育原価共育品質共育一般共育新入社員社内規則一般常識会社概要特記事項HP委員会SC 人材採用計画および人材育成についての提言(附:部門間連携に関する提言) 診断結果2.:会社ビジョンは明確であるが,部門間の関連性が不透明である。部門方針の個別設定方式が部門間の協力関係の希薄化を助長している。 今回は紙面の関係も有り,診断結果1.にあげられた人材育成課題への取り組みを述べさせていただく。 採用,育成,フォローは一連の仕組みのなかで一貫性を持たねばならないとまず考えた。また,人材に余裕のない中小規模の企業においては,それらを手薄な総務・人事に負わせ,事足れりというわけにはいかない。全社横断的な組織づくりが前提になければ,成し遂げることが難しい事業である。 その目的で部門の代表をメンバーとしたHPステアリングコミティー(SC)と実際にHPを製作するHPワーキングチームを組織した。 HPは会社の顔である。現実の顔であるが,あえて弱点までは曝すことはないので,ある意味こうな4/2009りたいという希望の顔でもある。最初にHPで自分達のなりたい姿を描くことができれば,それにアプローチする方法論を探すこともできると考えた。 HP/SCの役割は,HP製作指導と公開前審査,人材採用支援活動,新入社員教育フォローと適性評価および配属案の具申,社内共育プログラム制定,社内講師の共育資料およびプレゼン審査である。 当社の事業推進に求められる人材像を描くに当たって,HPで自社の希望の顔を描くことに加え,「アメリカ海兵隊*4」を下敷きに考察した。 アメリカ海兵隊は中心的機能を歩兵とし,各種戦務支援部隊が相互依存の有機的集中を形成する強靭な組織がある。有機的関係の形成には,コア機能に必要な技能を各種戦務支援部隊をも含めた全員が共有しなければならない。海兵隊員=マリーンは“エブリ・マリーン・ア・ライフルマン”と称される如く,ブーツキャンプにおいて厳しく徹底的なライフ7新入社員共育現場実習安全実習役員講話・座学および安全実習に1週間・現場実習期間は3ヶ月・詳細は別紙に定める・科目の詳細は別紙「人材育成共通共育」参照・実施の詳細は別紙「共通共育実施要領」参照全社共通共育別紙2高木製作所社員育成体系階層別共育共通実務共育・詳細は別紙「人材ローテーション実施要領」参照昇進研修赴任者共育・ローテーション経験者から選抜することが望ましい部門実務共育・OJTを基本・内容は部門によるコンセプト3.2 HP(ホームページ)委員会の発足図10 共育体系3.3 社内共育プログラム制定

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る