3/2009
29/48

3.実験結果注2)Web3Dの作成に使用したソフトは,MEGASOFT社のインテリアデザイナーPRO2(現在はマジックアワー社よりPowerSketchの名称で販売されている)。画面構成としては,インテリア空間を3次元画像注2)で表示する画像表部分と閲覧者の現在位置を示すMapおよび画像制御ボタン。機能としては,インテリア空間内のウォーク・スルー,インテリア部品の取替えおよびインテリア部品詳細情報へのリンク。この機能を1つの画面に納めたプレゼンスタイル(図7),同上の機能を持ち全体メニュー画面から各部屋のインテリア空間にリンクする階層を持つプレゼンスタイル(図8)の5種類とした。 一対比較法で評価を実施しその結果をもとに数量化Ⅰ類による分析を行い,Web3Dインテリアプレゼンボードの有効性を検証した。 なお,評定はインテリアコーディネータ有資格者15名(男子4名,女子11名)と一般人30名(男子15名,女子15名)の協力を得て行った。 インテリアプレゼンボードの一対比較法による評定結果では,一般人とインテリアコーディネータ有資格者の評定結果を比較すると,ほぼ同じ傾向を示した。27図5 評定番号2プレゼンスタイル図6 評定番号3プレゼンスタイル3/20093.1 一対比較法による評定結果図7 評定番号4プレゼンスタイル図8 評定番号5プレゼンスタイル

元のページ  ../index.html#29

このブックを見る