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カリキュラムシート

分類番号 B206-006-A

訓練分野 機械系
訓練コース 金属材料の損傷対策
訓練対象者 設計・開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者
訓練目標 金属熱処理/金属表面処理の現場力の強化をめざして、技能高度化、故障対応・予防に向けて疲労破壊の理論を理解し、破断面から破壊原因を推定する手法やその対策技術を習得する。
教科の細目 内容 訓練時間(H) うち実習・
まとめ(H)
1.コース概要及び留意事項 (1)コースの目的
(2)専門的能力の現状確認
(3)安全上の留意事項
0.5
2.金属材料と疲労 (1)金属材料の種類と特性
(2)鋼の熱処理と金属組織
(3)金属組織と疲労強度
1
3.機械部品の損傷 (1)損傷・破壊の分類
(2)破壊の原因及び種類と負荷応力形態
(3)事故品の調査方法
1
4.破断面の見方 (1)マクロ的な破面観察
  イ.マクロ的な破面観察の重要性
  ロ.負荷応力の相違による破面形態の違い
  ハ.繰り返し荷重による破断面の見方
(2)ミクロ的な破面観察
  イ.ミクロ的な破面形態
  ロ.粒内破壊
  ハ.粒界破壊
(3)フラクトグラフィ手法
3.5 3.5
5.疲労破壊の事例と対策 (1)シャフトの疲労破壊事例
(2)締結用ボルトの疲労破壊事例
(3)金型の疲労破壊事例
(4)破壊防止対策と長寿命化技術
3
6.損傷観察実習 (1)損傷部品の観察と対策立案実習
2.5 2.5
7.まとめ (1)確認・評価
(2)質疑応用
0.5 0.5
  訓練時間合計 12 6.5
使用器具等 金属顕微鏡、ルーペ
養成する能力 現場力の強化及び技能の継承ができる能力
改訂日 2020.09

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