3/2018
31/32

 毎日,暑い日が続いていますが,皆様の体調はいかがでしょうか。例年よりも早く梅雨が明けた分,涼しい日々が早くやってくることを切に願います。 さて,今号の特集は,「障害者に対する職業訓練」についてでした。障害のある方々に対する職業訓練のエキスパートの方々より,3本の記事を投稿いただきました。職リハの上田氏には,平成29年度職業能力開発論文コンクールにおいて特別賞を受賞された論文を,本誌向けにコンパクトにまとめていただきました。基盤整備センターのホームページにて,受賞論文も公開しておりますので,ぜひとも併せてお読みください。また,国リハの高橋氏には,盲ろう者(視覚と聴覚の両方に障害を併せもつ人)の就労について投稿いただきました。就労には人的な支援も欠かせませんが,人手不足の現状からして,技術革新による就労支援機器の開発がますます重要になってくるものと思われます。最後に,吉備職リハの菅原氏と中国能開大の後野氏には,障害者職業訓練におけるタッチタイピング技能の習得方法の検討について投稿いただきました。お互いの得意分野を生かした連携プレーに,とても胸が熱くなりました。今回の特集が今後の皆様の取り組みに生かされることを期待しています。 特集以外では,2018年1号にも投稿いただきました奈良高校の仲野氏に,衝突現象を題材とした記事を投稿いただきました。実はものづくりに関わる方々への熱いメッセージも込められていますので,ぜひともご覧になってください。 2018年最後となります次号の特集は,「ものづくり人材の育成に向けた取り組み」です。技術・技能伝承の取り組みをご紹介させていただきたいと思いますので,この機会にぜひ皆様の取り組みを,本誌を通じてご紹介ください。ご投稿をお待ちしております! 最後になりますが,いよいよ「平成31年『技能と技術』 誌表紙デザイン募集」の応募締切が迫ってきました(9月7日必着)。皆様の作品を本誌の表紙を通して発信してみませんか?ご応募をお待ちしております! 【編集 鎌田】掲 載 2018年9月編 集 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 制 作 システム印刷株式会社 職業能力開発総合大学校 基盤整備センター企画調整部 企画調整課〒187-0035 東京都小平市小川西町2-32-1 〒191-0031 東京都日野市高幡1012-13 電話 042-348-5075電話 042-591-1411本書の著作権は独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が有しております。職業能力開発技術誌技能と技術3/2018編集後記

元のページ  ../index.html#31

このブックを見る