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(a) 部品面(b) はんだ面図3 LEDバー基板バーサル基板のすずメッキ線の配線はノウハウが必要であることから、応用課程の学生の実演を録画し、出場者に配布してくれた。競技においてプログラム課題は、当日に公開され、平成24年度は定抵抗モードに関して、平成25年度は定電力モードに関しての課題が出題された。採点は基板の組立てを45点、プログラムを45点、作業態度を10点の100点満点としている。基板の組立ては事前に公開した仕様に基づき、はんだ量や部品の取り付け方などを採点する。プログラムは動作ができたかどうかを主に採点し、必要であればプログラム記述の作法などを採点する。作業態度は保護メガネを着用などの安全面や後片付けなどの清掃具合を採点する。審査は、作業部会のメンバと応用課程の学生で行なった。平成24年度は、組立て時間は最速の学生で1時間20分、組立ての最高点は34.5点、プログラムの最高点は44点、総合得点の最高点は87点であった。平成25年度は、組立て時間は最速の学生で58分、組立ての最高点は43点、プログラムの最高点は44点、総合得点の最高点は96点であった。前年度より組立ての時間や得点が良くなった理由は、前年度と同じ基板を製作するということでノウハウがあったことや、部品面の部品の実装は事前に行なっても良いことになったからだと考えられる。2.3  平成26年度の競技内容平成26年度は、各校開催になり、持ち回りの担当であった秋田短大が主催となった。課題作成は、筆者の指導のもと、秋田短大の電子情報技術科の2年生が担当した。課題内容の大まかな部分は同年度7月に作業部会で話し合い、若年者ものづくり競技大会の組立て基板を使用し、その拡張基板を組み立て、それぞれの機器を制御するプログラムを作成する課題にした。スケジュールは、11月下旬に出場者を確定し、12月中旬に出場者に対して仕様書を配布し、12月下旬に部品を配布した。2月18日が競技当日であり、約1ヶ月半が練習期間となるようにした。課題内容はLEDバー基板の製作と制御プログラ-3-ムの作成であり、組立てとプログラミングを2時間30分以内で実施する。図3はLEDバー基板の写真であり、図3(a)は部品面、図3(b)ははんだ面である。図4は競技で使用するとともに製作する機器の全体図である。図4(a)のブロック図の右側に示すように、LEDバー基板はフォトインタラプタや10バーLEDアレイ、ZigBeeモジュール、PIC18F2520マイコンで構成される。ブロック図の左側にある制御ボードと組立て基板は、若年者ものづくり競技大会で使用したものである。図4(b)は競技の際の提出物であり、図の左上にはLEDバー基板、図の右下は若年者ものづくり競技大会で使用した制御ボードと組立て基板である。若年者ものづくり競技大会の制御ボードのマイコンはPIC18F4620が搭載されており、組立て基板

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