カリキュラムモデル
分類番号 S303-114-3
訓練分野 | 管理・事務系(S) |
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訓練コース | 債権回収管理 |
訓練対象者 | 財務、総務、営業部門の管理者または今後リーダーの役割を担う者 |
訓練目標 | 企業における契約、保全管理を再チェックし、売掛債権管理資料の作成実務と指示・指導する管理能力を習得する。また、企業別与信枠の設定法、債権回収手続きやそれに関する法律知識を深め、債権回収マニュアルの作成法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) |
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1.債権回収の知識 | (1)債権法と裁判事例 (2)債権回収の方法と流れ |
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2.債権の管理法 | (1)売掛金元帳の作成と管理 (2)売掛金管理の方法 イ..売掛債権回転率 ロ.サイト管理 ハ.売掛金滞留管理表 ニ.回収実績と回収計画 (3)営業帳簿と経理帳簿の突合 (4)資金繰りと債権管理 |
2 |
3.販売契約書 | (1)契約書作成の基本 (2)回収条件の設定と特約条項 |
2 |
4.与信管理 | (1)信用調査 (2)販売与信限度額の設定 (3)債権の予防保全 |
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5.債権回収手続きと倒産時の処理 | (1)代金請求の方法 イ.効果的な請求の仕方 (2)債権回収の準備段階 イ.債権自体、債務者、担保、保証等の調査確認 ロ.回収方針の決定 (3)応急処置−出荷停止、支払停止及び仮差押え (4)交渉による回収 (5)簡易裁判所の利用 (6)訴訟の利用 (7)強制執行の利用 (8)担保権の実行 |
4 |
6.事例研究 | (1)グループ討議と発表 裁判事例やセミナー参加者の実例を通して、債権回収の対応策を 討議し、債権回収マニュアルを作成する |
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訓練時間合計 | 18 |
使用器具等 | テキスト、OHP、記入シート |
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